📰 ニュース2026年3月11日4分で読める

Cursor が JetBrains IDEs に統合 — ACP経由でエージェンティック開発がIDE横断に

AI IDEのCursorがAgent Client Protocol経由でJetBrains IDEsから利用可能に。IntelliJ、PyCharm、WebStorm等で設定不要で使える。

概要

JetBrainsは2026年3月6日、AI IDE として人気の Cursor が Agent Client Protocol (ACP) を通じて JetBrains IDEs で利用可能になったと発表しました。

背景: ACPとは

Agent Client Protocol (ACP) は、JetBrainsが推進するAIエージェントの標準プロトコル。IDEとエージェントの間のインターフェースを統一し、異なるAIツールを同じIDEから使えるようにする仕組みです。

何ができるようになったか

JetBrains派の開発者へ

  • IntelliJ IDEA、PyCharm、WebStorm、GoLand等からCursorのエージェント機能を使える
  • JetBrainsのリファクタリング、デバッグ、コード品質チェック機能と組み合わせ可能
  • JetBrains AIサブスクリプション不要

Cursor側のコメント

「CursorをJetBrains IDEsと統合することで、チームが既に使っている環境で強力なエージェント機能を提供できることを嬉しく思います」 — Jordan Topoleski, Cursor COO

設定方法

  1. JetBrains IDE 2025.3.2以降 を用意
  2. AI Assistant プラグイン を有効化
  3. エージェントセレクターを開く
  4. 「Install from ACP Registry」を選択
  5. Cursor をインストール

設定完了後、プロジェクト全体へのアクセスを持つCursorエージェントが使えるようになります。

ACPエコシステム

CursorはACPレジストリに参加する複数のエージェントの一つ。OpenAI、Anthropic、Google等のモデルもACP経由で利用可能。JetBrainsは「オープンエコシステム戦略」としてこの方向を推進しています。

個人開発者への示唆

JetBrains派へ

VS Code系のAIツールに興味があるけどJetBrainsから離れたくない、という開発者には朗報。IDEの乗り換えなしでCursorの機能を試せます。

IDE選択の自由

ACPの普及により「AIツールのためにIDEを変える」必要が減少。好きなIDEで好きなAIエージェントを使う時代に。

注意点

Cursor Automations等、Cursor IDE専用の機能は JetBrains 経由では使えない場合があります。ACP経由で利用できる機能の範囲を確認しましょう。

一次ソース