Figmaプラグイン完全ガイド:Blocksライクな効率化ツール16選
「Blocksっていうプラグインを使うと超はかどる」—この一言から調査を始めた。
調べてみると、Blocksのように**「ドラッグ&ドロップでUIのイメージを膨らませる」**プラグインは他にもあった。そして、ソロビルダーのUI設計ワークフローを加速するプラグインは、ワイヤーフレームだけでなく、AI生成、コンテンツ、アイコン、Design-to-Codeまで多岐にわたる。
この記事では、実際にワークフローを効率化する16個のプラグインをカテゴリ別に紹介する。
🧱 ワイヤーフレーム系(Blocksライク)
UIのイメージを素早く形にしたいとき、最も役立つカテゴリ。
1. Blocks — チームのワイヤーフレームツール
公式: blocks.pm / Figma Community
出典: blocks.pm
| 特徴 | 詳細 |
|---|---|
| コンポーネント数 | 約50種類 |
| 操作 | ドラッグ&ドロップ |
| カスタマイズ | リサイズ、日付設定、アイコン切替、状態変更 |
なぜ良いか:
- スマートコンポーネント—リサイズや状態変更が直感的
- Lo-fi → Hi-fiを同じツール内で—Figmaから離れる必要がない
- チームコラボレーション—PMもデザイナーも同じ場所で議論
Aircall、Front、Spendesk、Yousignなど、40+のSaaSプロダクトがBlocksでプロトタイプを作成したとのこと。
ソロビルダー向け: アイデアを素早くビジュアル化したいときに最適。「何を作りたいかまだ固まってない」段階でも使える。
2. Wireframe — 350+のグラフィックで即座にプロトタイプ
公式: Figma Community
| 特徴 | 詳細 |
|---|---|
| グラフィック数 | 350+ |
| 対応デバイス | Web、モバイル |
| スキル要件 | 不要 |
なぜ良いか:
- ドラッグ&ドロップだけ—追加キットやファイル不要
- ユーザーフロー作成にも対応
- 無料で十分な機能
ソロビルダー向け: Blocksより多いコンポーネント数。網羅性を重視するならこちら。
3. Ink Wireframe — 700+バリエーションで高速イテレーション
公式: Figma Community
| 特徴 | 詳細 |
|---|---|
| バリエーション数 | 700+ |
| 学習曲線 | ほぼゼロ |
| 強み | 高速プロトタイピング |
なぜ良いか:
- 多彩なバリエーション—デザインの方向性を素早く探索
- PMにも使いやすい—技術的な知識不要
- 大規模プロジェクトのアクセラレーター
4. Hand Wireframe — 手書き風に変換
公式: Figma Community
用途: 作成したデザインを手書き風スケッチに変換。ワークショップやプレゼンで「これはまだ確定じゃない」と伝えたいときに有効。構造とUXにフォーカスさせる効果がある。
5. Wire Box — Hi-fiをLo-fiに戻す
公式: Figma Community
用途: 完成度の高いデザインをワンクリックでワイヤーフレームに変換。デザインシステムで高速にHi-fiを作れる時代だからこそ、UXの議論に戻りたいときに使える。
🤖 AI生成系
プロンプトやスケッチからUIを生成。アイデア段階の加速に。
6. UX Pilot — テキストからUI生成 + 予測ヒートマップ
公式: Figma Community
| 特徴 | 詳細 |
|---|---|
| 入力 | テキストプロンプト or 参照画像 |
| 出力 | ワイヤーフレーム、Hi-fiスクリーン、ユーザーフロー |
| 特徴 | 予測アテンションマップ |
なぜ良いか:
- 「モバイルの旅行予約フロー、マップとフィルター付き」と書くだけでスクリーン生成
- 予測ヒートマップ—ユーザーがどこを見るか、テスト前にわかる
- レイヤー付きでエクスポート可能
ソロビルダー向け: 「ゼロからのレイアウト探索」を数秒に短縮。
7. Relume — サイトマップからワイヤーフレーム自動生成
公式: Figma Community
| 特徴 | 詳細 |
|---|---|
| 入力 | ページ構造の自然言語記述 |
| 出力 | ワイヤーフレーム(コンテンツ階層付き) |
| 連携 | Webflow直接エクスポート |
なぜ良いか:
- 3ステップを1つに圧縮—ワイヤーフレーム → 実装の間を埋める
- マーケティングサイトに特化
ソロビルダー向け: LP・マーケティングサイトを高速で作りたいときに。
8. Uizard — スケッチ/スクリーンショットをFigmaに変換
公式: Figma Community
用途: ホワイトボードの写真やナプキンスケッチを撮影 → 編集可能なFigmaレイヤーに変換。2024年にMiroが買収。
📝 コンテンツ/データ系
リアルなダミーデータで、デザインをより実践的に。
9. Content Reel — リアルな名前・住所・アバターで埋める
公式: Figma Community
なぜ良いか:
- 名前、住所、日付、アバターをランダム生成
- 「Lorem ipsum」問題を解決—実際のデータ長でレイアウトをテスト
- カスタムコンテンツセットも追加可能
10. Unsplash — 高品質ストック写真を直接挿入
公式: Figma Community
なぜ良いか:
- 検索 → 選択 → 挿入がFigma内で完結
- 商用利用OK(Unsplashライセンス)
- ダウンロード・リサイズ不要
11. Google Sheets Sync — スプレッドシートからデータ同期
公式: Figma Community
用途: ダッシュボードのモックアップに実データを入れたいとき。列をレイヤーにマッピングして同期。クライアントプレゼンで「これは実際の数字です」と言える。
🎨 アイコン系
一貫したアイコンセットを素早く。
12. Iconify — 275,000+アイコンを一括検索
公式: Figma Community
| 特徴 | 詳細 |
|---|---|
| アイコン数 | 275,000+ |
| セット数 | 150+ |
| 形式 | 編集可能なSVG |
なぜ良いか:
- Material Design、Heroicons、Lucide、Tabler、Phosphorなど全部入り
- 「calendar」で検索すれば全セットから一覧
- ZIPダウンロード不要
13. Phosphor Icons — 6ウェイト × 1,500アイコン
公式: Figma Community
なぜ良いか:
- Thin / Light / Regular / Bold / Fill / Duotone—タイポグラフィに合わせてウェイトを選べる
- 一貫したデザインシステムを作りやすい
- Duotoneスタイルが独特で差別化に使える
💻 Design-to-Code系
Figmaから直接コードへ。開発者との橋渡し。
14. Builder IO — マルチフレームワーク対応コード出力
公式: Figma Community
| 対応フレームワーク | React, Vue, Svelte, Angular, HTML/CSS |
|---|---|
| スタイリング | Tailwind, CSS Modules, Styled Components |
| 機能 | 自動レスポンシブ、コンポーネントマッピング |
注意点: Figmaファイルの構造(Auto Layout、コンポーネント使用)に依存。きれいに作っていないと出力が崩れる。
15. Anima — インタラクションをコード化
公式: Figma Community
なぜ良いか:
- ホバー、クリック、バリアントをReactコードとして出力
- マルチスクリーンフローのナビゲーションも保持
- PlaygroundでプレビューしてからExport
🧹 ファイル整理系
Figmaファイルが重くなる前に。
16. Rename It — バッチリネーム
公式: Figma Community
用途: 「Frame 847」が100個あるファイルを一括リネーム。連番、検索置換、正規表現対応。30分の手動作業を30秒に。
17. Cleaner — 不要レイヤー削除
公式: Figma Community
用途: 非表示レイヤー、空グループ、使われていない要素をスキャンして一括削除。大きなチームファイルで必須。
🎯 ソロビルダー向けおすすめスタック
全部入れる必要はない。 用途に応じて選ぼう。
アイデア段階を加速したい
| プラグイン | 用途 |
|---|---|
| Blocks or Wireframe | ワイヤーフレーム高速作成 |
| UX Pilot | AIでレイアウト探索 |
| Content Reel | リアルなダミーデータ |
LP/マーケサイトを素早く作りたい
| プラグイン | 用途 |
|---|---|
| Relume | サイトマップ → ワイヤーフレーム |
| Unsplash | 画像挿入 |
| Builder IO or Anima | コード出力 |
デザインシステムを整備したい
| プラグイン | 用途 |
|---|---|
| Iconify or Phosphor | アイコン統一 |
| Rename It | レイヤー整理 |
| Cleaner | ファイル軽量化 |
まとめ
Blocksをきっかけに調査したが、Figmaプラグインのエコシステムは想像以上に充実していた。
特に印象的だったのは:
- Blocks / Wireframe / Ink Wireframe — ドラッグ&ドロップでワイヤーフレーム。Blocksはスマートコンポーネントが秀逸
- UX Pilot — AI生成だけでなく、予測ヒートマップでユーザー視点まで
- Iconify — 275,000アイコンを一括検索。もうZIPダウンロードは不要
- Content Reel — Lorem ipsumではなく、リアルなデータでレイアウトテスト
ソロビルダーにとって、これらのプラグインは**「デザイナーを雇わなくても、プロ品質のUI設計プロセスを回せる」**ことを意味する。
まずはBlocksから試してみて、足りないところを補うプラグインを追加していくのが良いだろう。
参考リンク
- Blocks公式: blocks.pm
- Figma Community: figma.com/community/plugins
- Muzli 2026ガイド: Best Figma Plugins for Designers in 2026
Figmaプラグインは「入れすぎ」に注意。1つずつ試して、本当に使うものだけ残そう。