概要
GitHubは2月25日、Copilot CLIの一般公開(GA)を発表した。2025年9月のパブリックプレビュー開始から5ヶ月、ターミナルから離れずにAIコーディングエージェントを使える環境が完成形に近づいた。
出典: GitHub Changelog — 2026年2月25日
詳細
複数の実行モード
Copilot CLIは単なるチャットインターフェースではなく、本格的な自律型コーディングエージェント:
- Planモード(Shift+Tab): 質問と計画立案→承認→実行の流れ
- Autopilotモード: 完全自律で実行、承認なしでツール実行・コマンド実行・イテレーション
- Background delegation(&プレフィックス): クラウドのコーディングエージェントに委譲、ターミナルを解放
- 専門エージェント: Explore(コードベース分析)、Task(ビルド/テスト)、Code Review、Planが自動的に起動
マルチモデル対応
Claude Opus 4.6、Claude Sonnet 4.6、GPT-5.3-Codex、Gemini 3 Proなど最新モデルに対応。/modelコマンドでセッション中にモデル切り替え可能。GPT-5 miniとGPT-4.1は追加コストなしで利用できる。
拡張性
- MCP: GitHub公式MCPサーバー内蔵、カスタムMCPサーバーもサポート
- プラグイン:
/plugin install owner/repoでGitHubリポジトリから直接インストール - Agent Skills: Markdownベースのスキルファイルで専門ワークフローを定義
- カスタムエージェント: .agent.mdファイルで独自エージェントを作成
ポイント
- GA公開: 全有料Copilotサブスクライバーが即日利用可能
- 自律実行: Autopilotモードで完全ハンズオフ
- クラウド委譲: ローカルターミナルを解放してバックグラウンド実行
- マルチモデル: Claude、GPT、Gemini間で自由に切り替え
- 無限セッション: Infinite sessionsとrepository memoryでコンテキスト維持
個人開発者への示唆
Copilot CLIはClaude Codeの直接競合として位置づけられる。どちらを選ぶかは好みと環境次第だが、いくつかの違いがある:
| 観点 | Copilot CLI | Claude Code |
|---|---|---|
| プラットフォーム | GitHub統合が強い | Anthropic直接、独立性 |
| モデル | マルチモデル | Claudeファミリー |
| 拡張性 | MCP/プラグイン/スキル | MCP対応 |
| 料金 | Copilot契約内 | Max契約内 |
ターミナル中心の開発スタイルで、GitHubとの連携を重視するなら Copilot CLI。Anthropicエコシステム(Coworkなど)との統合を重視するならClaude Code、という棲み分けになりそう。