概要
GitHubがCopilot SDKをTechnical Previewとして公開した。また、Copilot Memoryがパブリックプレビューで利用可能になり、リポジトリごとの文脈を学習・保持する機能が追加された。これによりCopilotは「AIアシスタント」から「AIプラットフォーム」へと変貌を遂げようとしている。
出典: InfoQ / Dev Weekly — 2026-02-15
詳細
Copilot SDK(Technical Preview)
JSON-RPCを使用してCopilotの推論エンジンを任意のアプリケーションに組み込める。対応言語は:
- Node.js / TypeScript
- Python
- Go
- .NET
マルチターン会話、カスタムツール実行、フルライフサイクル制御をサポート。CI/CDパイプライン、コードレビューボット、デプロイ自動化スクリプトなど、幅広い統合が可能になる。
Copilot Memory(Public Preview)
リポジトリのコード、コードレビュー、CLI操作から学習し、28日間コンテキストを保持。これにより:
- プロジェクト固有のコーディングスタイルを学習
- 過去の議論を踏まえた提案が可能に
- チームの暗黙知をAIが蓄積
新モデル対応
- GPT-5.2-Codex:VS Code、JetBrains、Xcode、Eclipseで利用可能
- Claude Opus 4.6:Pro+/Enterpriseユーザー向け
- Gemini 3 Flash:JetBrains、Xcode、Eclipseに拡大
ポイント
- SDKによりCopilotエンジンを自作ツールに組み込める
- メモリ機能でリポジトリ固有の文脈を学習
- 複数モデルから選択可能なマルチモデル戦略
ソロビルダーへの示唆
SDKの登場は大きな転換点だ。これまでCopilotは「使う」ものだったが、これからは「組み込む」ものになる。
たとえば:
- プルリクエストを自動レビューするGitHub Actionsを作成
- デプロイ前にコード品質を検証するCI統合
- 独自のチャットインターフェースでCopilotを呼び出す
メモリ機能は、長期的にプロジェクトに携わるソロビルダーにとって特に有用。毎回コンテキストを説明する手間が省け、「このプロジェクトではこうする」という暗黙のルールをAIが理解してくれるようになる。
NVA評価
| 軸 | スコア | 理由 |
|---|---|---|
| Newsworthiness | 4/5 | Copilotのプラットフォーム化 |
| Value | 5/5 | カスタムツール開発に使える |
| Actionability | 5/5 | 今日から試せる |
| Credibility | 5/5 | GitHub公式 |
| Timeliness | 4/5 | 今週発表 |
| 合計 | 23/25 | Tier S |