何ができるのか
Variantは、プロンプトを入力してスクロールするだけでUIデザインのバリエーションが無限に生成されるAIツールだ。
従来のAI UIツール(v0、Cursor、Claude Code等)では、プロンプト → 生成 → 修正 → 再プロンプト…というサイクルを繰り返す必要がある。Variantはこのサイクルをスクロール操作に置き換えた。
- プロンプトを入力
- 最初のUIバリエーションが表示される
- スクロールするだけで次々と新しいバリエーションが出現
- 気に入ったものをHTML/Reactコードでエクスポート
一次ソース
- 公式サイト: variant.com
- リリース日: 2026年1月28日
- 料金: $20/月(年払い$192)、月3,000デザイン生成可能
詳細
特徴的な機能
| 機能 | 説明 |
|---|---|
| Endless Scroll Generation | スクロールで無限にバリエーション生成 |
| Variation Shortcuts | レイアウト変更、カラーパレット変更などのショートカット |
| Desktop/Mobile切り替え | ワンクリックでレスポンシブ確認 |
| Chat機能 | AIエージェントとの対話でブレスト可能 |
| HTML/React Export | 生成したUIを即座にコード出力 |
v0やMagic Patternsとの違い
| ツール | アプローチ | 特徴 |
|---|---|---|
| Variant | Feedベース | スクロールで無限生成、プロンプト最小化 |
| v0 | プロンプトベース | React/Tailwindコード生成特化 |
| Magic Patterns | キャンバスベース | 手動編集機能が充実 |
| Google Stitch | キャンバスベース | Figmaエクスポート対応 |
Variantの最大の差別化ポイントは**「プロンプティングの最小化」**。アイデアを言語化するのが難しい初期段階で、スクロールしながら「これだ」を見つける体験を提供している。
制限・注意点
- キャンバス上での手動編集は不可(2026年2月現在)
- 他のデザインツール(Figma等)への直接連携は未対応
- 生成デザインの品質は入力プロンプトの質に依存
ソロビルダー視点での価値
こんな人に向いている:
- デザインの方向性が定まらない初期段階で、大量のバリエーションを見たい
- プロンプティングに時間をかけたくない
- 「vibe coding」でUIの雰囲気を探りたい
向いていない場合:
- 細かいピクセル単位の調整がしたい(手動編集不可)
- Figmaワークフローに統合したい(直接連携なし)
- 既存のデザインシステムを厳密に適用したい
参考リンク
- 公式サイト: variant.com
- レビュー記事: Variant.ai Review: Features, Pricing, Alternatives
- Fast Company記事: This new AI 'eyedropper' tool brings one of the most powerful UX tricks into the AI age(新機能「AIアイドロッパー」について)
スクロールするだけでUIが生まれる体験は、既存のAI UIツールとは明らかに異なる。デザインの方向性を模索する初期段階で試してみる価値がある。